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オルニチンとは?

オルニチンはアミノ酸の一種として知られている栄養成分です。
しじみなどから摂取できることで知られています。
主に肝臓で働いてくれる成分なのですが、もちろん効果としては様々なものが挙げられます。

ビタミンCやビタミンEなどのビタミン類と比べるとあまり耳にすることのない栄養価かも知れません。
しかし、実は身体にとって非常に有効な働きをたくさんもたらしてくれます。
上記の肝臓での働きもその一つです。
肝臓の働きを正常化してくれるほか、疲労回復にも効果をもたらしてくれます。
また、ダイエットなどにも役立つと言われています。
さらに、成長ホルモンを促進させてくれる効能があることも分かっています。
成長ホルモンは主に睡眠中に分泌されるものですが、これによってコラーゲンの合成を促進したり、細胞の増殖が行われたりして肌がどんどん若くなります。
そして、結果的には美肌効果やアンチエイジングも可能になるのです。

そもそもオルニチンは私たちの身体の中に存在している栄養価です。
アミノ酸はタンパク質の中に存在しているものですが、オルニチンはそのセオリーから外れるもので、遊離アミノ酸と呼ばれ、必ずしもタンパク質の中に存在している訳ではありません。
基本的にはオルニチンは血液に溶け込んだ状態で体内を巡ります。
そして、肝臓において有害な働きをしてしまうアンモニアの解毒を行うなどの働きを持っています。

オルニチンが含まれている食べ物やサプリメントなどを摂取することによって得られる効果は大きくなります。
それらは腸で吸収されて身体中の器官に運ばれていきます。
そして、肝臓に辿りつくとアンモニアを代謝してくれるのです。
さらにエネルギーを生み出したり、脳を正常に動かすサポートなどを行ってくれるのです。
こういった健康効果を望むのであれば、サプリメントなどで積極的にオルニチンを摂取していくことをおすすめします。

また、全般的に肝臓に効果的に働きかけてくれるということから飲酒やアルコールに対しても良好な働きを発揮します。
よくお酒を飲むという人にもおすすめです。

そんなオルニチンですが、この成分は食べ物の中でも特にシジミにだけ、飛びぬけて含有量がたっぷり含まれているという特徴があります。
例えば、シジミ以外で比較的豊富にオルニチンを含むと言われているキハダマグロには約100gあたり2~7mg程度しか含まれていないのに対して、 シジミの場合は100gで11~16mgも配合されているのです。

こんな背景からオルニチンを摂取したい場合はシジミを摂ることをお薦めします。
または、そのサプリメントを摂るのも有効でしょう。

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