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しじみとATP

1.しじみとATPの関係
私達が食事から摂ったエネルギーの元となる、炭水化物、たんぱく質、脂肪は、消化吸収された後、解糖→クエン酸回路→電子伝達という過程を経て、ATP(アデノシン三リン酸)というエネルギー源をつくります。
ATPは私たちの生命維持に必要な代謝活動のエネルギー源になるだけでなく、筋肉の収縮・弛緩の制御や、味覚や聴覚、痛覚の伝達などにも関わっており、体中で幅広く働いています。
私たちの体にはATPというエネルギー源があるからこそ、正常な働きをしているといっても過言ではありません。

このような重要な役割を担っているATPですが、その生産を邪魔する存在があります。
それが、アンモニアです。
体にとって有害物質であるアンモニアは解糖からクエン酸回路においてATPがつくられる過程を邪魔するだけでなく、アンモニアの増加によって体内で貯蔵されているATPも消費してしまうのです。
ATPの減少を防ぐためには、体内にアンモニアを溜めずに、きちんと排出させることが大切です。

体内にアンモニアが溜まる大きな原因は肝臓が疲弊しているからです。
肝臓には代謝と解毒の作用があります。
有害物質であるアンモニアは、オルニチンサイクル(アンモニアを解毒する代謝経路)によって、肝臓で解毒→無毒化→尿として排出されます。
しかし、肝臓が疲弊すると代謝と解毒作用が低下します。
代謝、解毒作用が低下することによってアンモニアは上手く無毒化されず、体内に残ってしまうのです。

これを防ぐためには、肝臓を元気にしてオルニチンサイクルを活発にする必要があります。
そこで重要な働きをするのがしじみです。

しじみには豊富なオルニチンが含まれていますので、毎日摂ることで、肝臓のオルニチンサイクルを活発にします。
オルニチンサイクルが活発になることで、アンモニアがきちんと解毒され、体内から排出されます。
この働きにより、アンモニアによるATPの生産妨害と、ATPの消費を抑制します。


2.ATPが老化の原因に!
人間の老化原因の一つは、細胞が老化することにあります。
ATPは細胞のエネルギー源となる物質ですので、減少すると元気な細胞を作ることができなくなります。
つまり、エネルギー源の減少こそ、細胞の老化を促す原因となるのです。

残念なことに、ATPは年齢とともに減少することがわかっています。
さらに、ストレスが増加することによって体内に貯蔵してあるATPは消費されてしまいます。
ATPを無駄に消費させないためには、肝機能を低下させないだけでなく、ストレスを溜めないことも大切なのです。

しじみに含まれるオルニチンには肝機能を高めるだけでなく、成長ホルモンの分泌を促す働きもあります。
成長ホルモンはストレス軽減作用、心の安定作用などを持っていますので、ストレス解消にも役立ちます。
しじみを摂ってATPの生産をスムーズにすることが体の老化現象を予防します!

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