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しじみにDHAは含まれている?

1.DHAはしじみにも含まれている
青魚の栄養成分として有名なDHAですが、実はしじみにも含まれているのです。
意味はよく知らなくとも、体に良い栄養成分という認識は多くの方にあるでしょう。
DHAとはドコサヘキサエン酸の略称で、ドコサヘキサエノイックアシッドとも呼ばれています。
DHAは不飽和脂肪酸であるオメガ3の一つで、人間の脳や目、神経、心臓、精子、母乳などにも含まれているのです。
ちなみにオメガ3とは、血中の脂質濃度を下げる働きがあるといわれていることから、生活習慣病の予防にも効果的な脂肪酸なのです。
では、しじみにも含まれているDHAの気になる作用をご説明します。


2.しじみに含まれるDHAの効果

・血液をサラサラにする
DHAには血液をサラサラにする作用があることがわかっています。
通常、血中に含まれる赤血球は柔らかく形を自由に変えることが出来るので、本来ならば自身の大きさでは通れないはずの狭い毛細血管を通り抜けることが出来るのです。
しかし、DHAが不足すると赤血球は硬くなります。
赤血球が固くなると、形を変えることが出来なくなり、血管内で詰まりを起こし、結果的に血流が悪くなるのです。
DHAを摂って赤血球の弾力性を戻してあげることで、毛細血管内の通りをスムーズにします。
このような働きから、血管が詰まることによって起こる動脈硬化などの病気も予防できると期待されているのです。

・体力の回復
血液がサラサラになり血流が改善されると、酸素や栄養素を効率よく運ぶことが出来ます。
そのため、血流が悪い状態よりも良い状態の方が体の回復も早くなります。
また、DHAは疲労物質である乳酸の排出もスムーズにしますので、疲れを溜めにくい体を維持する働きもあるのです。

・中性脂肪、コレステロールを下げる
本来、中性脂肪とコレステロールは体にとって必要なものです。
しかし、多すぎると体に溜まり脂肪となって蓄積してしまいます。
さらに中性脂肪が増え続けると善玉コレステロールを減って、悪玉コレステロールが増えてしまいます。
中性脂肪もコレステロールも肝臓で作られます。
DHAは肝臓内でつくられる中性脂肪の合成を抑制しますので、これによりコレステロール値の減少も期待できます。

・学習能力の向上
DHAは脳の海馬という部位に多く含まれています。
海馬とは人間の学習や記憶を司る重要な部位であることから、海馬の違いが学習能力の差を生むともいわれています。
DHAは海馬を正常に維持するための酸素と栄養を運ぶ役割を持っていますので、不足すると記憶力、判断力、集中力などに影響します。
DHAを摂ることで、考える力を活発にし、学習能力の向上を目指すことができます。

他にもありますが、以上が代表的なDHAが持つ作用です。
DHAが体のあらゆる部分を支えていることで、私たちの体も健康を維持出来ているのです。
しじみといえばオルニチンの作用ばかりが目立っていますが、こんなにも素晴らしい作用を持つDHAも含まれているのです。


3.しじみのDHA含有量 ちなみに1日あたりのDHA目安摂取量はおよそ2gです。
たった2gなら食事で摂れているのでは?とも思いますが、実は現代人の食生活ではその半分程度しか摂れていないそうです。
ちなみに、しじみに含まれているDHAは水煮の場合100g当たり140mg、生の場合100g当たり53mg含まれています。
含有量自体は決して多くはないですが、しじみにはDHAだけでなく、良質なアミノ酸、ビタミン、ミネラルがバランス良く含まれていますので、DHAの作用を活発にするためにもおすすめの食品ですよ。

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