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目にいいしじみ

1.しじみが目に良い理由
あまり知られていませんが、しじみは目に良い食材なのです。
その理由は、しじみに含まれるオルニチンが肝臓の働きを助けるからです。
肝臓には、代謝と解毒という作用があります。これらの働きが正常に行われることで、有害物質の体内蓄積を防いでいます。
つまり、肝臓は体内をキレイにしてくれるのです。

肝臓がしっかりと機能し、体内がキレイな状態に保たれていると、血液もきれいな状態で全身を巡ります。
しかし、肝機能が低下すると、代謝・解毒作用が滞り、老廃物や有害物質が上手く排出されなくなります。
すると、上手く排出されずに残った老廃物や有害物質が血液に混ざり、全身に運ばれてしまいます。
つまり、肝臓が活発に働いているときは質の良い血液が全身を巡りますが、肝臓が疲弊しているときは質の悪い血液が全身を巡るのです。

当然ですが、目にも血管があります。
正確には眼球の血管です。
眼球の血液は、目の裏にあり、動脈や静脈が眼球内に枝分かれして存在しています。
さらに、網膜の外側にも血管があり、ここには大量の血液が循環しています。
肝臓が疲弊して質の悪くなった血液は、眼球の血管にも流れてきます。
質の悪い血液が眼球に流れて来ると、眼精疲労、目のむくみ、視力の低下、眼圧が上がるなど、あらゆる弊害が起こる原因となります。
そうならないためには、日頃からキレイな血液を維持して、酸素と栄養をスムーズに運べる状態にすることが大切です。
だからこそ、キレイな血液をつくる肝臓が元気でいることが重要なのです。
しじみに含まれるオルニチンには、肝臓の働きを助ける作用があります。
毎日オルニチンを摂ることで、肝臓の負担を減らし、肝機能を強化します!


2.目の疲労を回復するビタミンB群
しじみに含まれるビタミンB群は目の疲労の回復を促します。
では、しじみに含まれるビタミンB群がどのように目の回復を促すのかをご説明します。

・眼精疲労を回復するビタミンB1
しじみに含まれるビタミンB1には疲労を回復する作用があります。
ビタミンB1が眼球の毛様体筋の緊張をほぐすことで、眼精疲労を取り除きます。
さらに、ビタミンB1は視力を保つ神経細胞のエネルギーとなる糖代謝に必要な栄養素でもあります。

・目の充血を予防するビタミンB2
しじみに含まれるビタミンB2には細胞の再生を促し、粘膜を保護する作用があります。これにより、目の疲れやよる充血などの諸症状を予防しますので、澄んだ白目を維持するためにはビタミンB2の補給が欠かせません。

・免疫を高めるビタミンB6
しじみに含まれるビタミンB6は目のピントを調節する水晶体の健康を保っています。
さらにビタミンB6は視神経の代謝に関わっています。視神経の代謝が低下すると、粘膜が弱くなり、免疫が低下します。免疫が低下すると炎症などが起こりやすくなりますので、ビタミンB6の欠乏は目のあらゆる病気を引き起こす原因ともなります。

このように、しじみに含まれるビタミンB群には目の代謝を高めて、目の疲労を回復する働きを持っているのです。
しじみは、血流を改善して眼球をつくる栄養や酸素を運びやすくするだけでなく、目に良い栄養そのものを含んだ食材です。
目が疲れやすい、視力の低下が気になる、眼病を予防したい という全ての方に、しじみはおすすめです。

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