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しじみで痛風を改善

1.しじみが痛風を予防・改善!
痛風は、新陳代謝によって生まれた過度な尿酸によって起こります。
主な症状は、足の親指のつけ根から激しい痛みが始まり、やがて足の甲が腫れ上がり、風が吹いただけでも激痛が走ります。
通常、体内の尿酸は一日に作り出された量とほぼ同じ量が尿として排泄されています。
しかし、生活習慣の乱れやストレスの蓄積などによって、肝臓や腎臓が疲弊し、尿酸量が増えます。これが痛風が起きる仕組みです。

しじみが痛風の予防・改善に期待されている理由は、しじみに含まれるオルニチンが肝臓の働きを助けるからです。
オルニチンが肝臓の働きを助けることで肝機能の代謝・解毒の働きを活発にします。
そして、代謝・解毒が活発に行われると、次の気管である腎臓の負担をも減らすことができます。
つまり、しじみを摂ることで肝臓と腎臓の疲弊を予防し、尿酸量の増加を防ぐことが出来るのです。
尿酸量の増加を抑えた結果、痛風を予防・改善することが出来ます。


2.しじみに含まれるプリン体の心配は?
尿酸の原料はプリン体です。
ですから、プリン体を多く含んでいる食べ物をたくさん摂ると痛風になりやすいといわれています。
代表的なものにビールがあります。
ビールには多くのプリン体が含まれているだけでなく、アルコール類に含まれているエタノールは尿酸を生成してしまう成分なので、ビールだけでなくアルコールを含むものは痛風になりやすいといえます。
そして、プリン体は魚介類の汁などにも含まれていますので、しじみにも含まれています。
痛風を予防・改善する食べ物なのに、プリン体が含まれていて大丈夫なの?と不安に思う方もいるでしょう。
確かに、しじみにもプリン体は含まれていますが、毎日摂取しても痛風になるような量は含まれていません。
日本痛風・ 核酸代謝学会、高尿酸血症・痛風の治療ガイドラインによると、プリン体の1日の摂取制限量は400mgです。
しじみのプリン体含有量は明らかにされていませんが、同じ二枚貝のあさりで100g当たり145mg程度、はまぐりで100g当たり105mg程度ですので、しじみもこれくらいだと予想されます。
高プリン体食品と呼ばれるのは、プリン体の含有量が100g当たり200mg以上のものですので、しじみに含まれるプリン体が痛風を引き起こす可能性は低いといえます。


3.痛風予防・改善にはしじみのサプリメントがおすすめ
しじみで痛風の予防・改善をするなら、サプリメントでの摂取がおすすめです。
サプリメントは製造方法によって成分の含有量が変わります。
メーカーによっては、プリン体がほんの微量しか含まれていないサプリメントもありますので、しじみをそのまま摂るよりもサプリメントにした方がプリン体の摂取量を減らすことも出来るのです。
とくに、普段からお酒を飲む習慣があり、食生活が乱れがちな人は、サプリメントでのしじみ摂取がおすすめですよ。

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