
1.腰痛としじみの関係
腰痛は人によって原因が異なります。
何らかの病気以外に腰痛が起きる原因は以下の4つです。
1.同じ姿勢が続くことによる負担
2.過度な運動習慣による負担
3.加齢による筋肉の衰え
4.加齢による骨の衰え
1~4は原因は違うものの、予防・改善方法は同じです。
筋肉の疲れを取り除き、腰痛が起りにくいように筋肉や骨を強化することが大切です。
そこでしじみが有効なのです。
しじみには、筋肉の疲れを取り除き、筋肉や骨を強化する栄養成分が豊富に含まれています。
継続的にしじみを摂ることで、間接的に腰痛が起りにくい状態をつくることから、しじみは腰痛に効く!と期待されています。
2.腰痛に効くしじみ成分とは?
腰痛に効くと期待されるしじみの成分は4つあります。
それが、ビタミンE、ビタミンB12、タンパク質、カルシウムです。
では、これらの成分がどのように腰痛に有効なのかをご説明します。
・筋肉疲労を緩和するビタミンE
腰痛の原因の一つに、長時間同じ姿勢をとることによる筋肉の疲労が挙げられます。
過度な運動習慣による筋肉疲労も同じです。
筋肉の疲労が蓄積すると、筋肉は凝り固まり血流が悪化し、腰痛が起きます。
しじみに含まれるビタミンEは血液の流れを良くする働きがありますので、疲労によって固まった筋肉の緊張を緩和するために非常に有効な栄養成分です。
・神経の乱れを整えるビタミンB12
腰痛の原因の一つに、末梢神経が傷つくことが挙げられます。
しじみに含まれるビタミンB12には、傷ついた末梢神経を治し、神経系の働きを正常に維持する働きを持っています。
・筋肉・骨を強化するタンパク質とカルシウム
腰痛を予防・改善するためには、腰回りの骨や筋肉の強化が重要です。
筋肉と骨を強化するためには、タンパク質とカルシウムが欠かせません。
しじみには、良質なタンパク質であるアミノ酸とカルシウムが豊富に含まれていますので、丈夫な筋肉と骨づくりのサポートをします。
3.ストレスで緊張した筋肉をオルニチンが和らげる
肉体疲労だけでなく、精神的な疲労も腰痛を引き起こすことがあります。
私たちの体は自律神経である交感神経と副交感神経が交互に働くことで、体と心のバランスを保っています。
交感神経は活動・緊張時に働く神経で、副交感神経は休息・リラックス時に働く神経です。
精神的な疲労、つまり心のストレスが発散されずに蓄積すると、自律神経が乱れ、交感神経と副交感神経の交代が上手くできなくなります。
自律神経のバランスが乱れることで、交感神経ばかりが働きすぎてしまい、筋肉は休むことなく緊張状態が続きます。
すると、血行不良が起り、筋肉疲労が蓄積することで、腰痛が起きてしまうのです。
しじみに含まれるオルニチンには心のストレスを和らげる効果がありますので、ストレスで緊張した筋肉を和らげるサポートをします。
さらに、オルニチンは睡眠の質も高めますので、副交感神経への切り替えの手伝いもしてくれます。
しじみは、肉体と精神にダブルでアプローチしてくれる栄養成分が詰まった腰痛対策食材です。