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輸入されるしじみの原産国

1.日本はしじみ漁獲量第2位
ひと昔前まで、日本全国の川や沼地でしじみは豊富に採れていました。
しかし、日本のしじみである「ヤマトシジミ」は綺麗な水質を好みますので、汚れた水では育ちません。国内の経済成長に伴うように、国内のしじみ漁獲量は現在に至るまで激減してしまいました。
しじみの漁獲量が減少し、価格が高騰してしまったため、価格の安い輸入のしじみに頼らざるをえなくなりました。
それでも、日本はしじみ漁獲量世界第2位を誇ります。
では、日本に輸入されているしじみはどこからきているのでしょうか?


2.輸入しじみの主要原産国
・中国
中国は2007年まで日本のしじみ輸入国第1位だったのですが、しじみ生産地の環境悪化と、しじみの乱獲により、2008年からは輸入量は輸入全盛期の10分の1にまで激減しました。

・韓国
韓国も中国、北朝鮮に次ぐ、日本のしじみ輸入国でしたが、中国同様しじみの生産地の環境悪化と、しじみの乱獲などにより2009年以降から輸入量が激減しました。

・北朝鮮
北朝鮮は2006年までは中国に次ぐ日本のしじみ輸入国だったのですが、2007年以降、輸入が禁止となり、現在に至るまでしじみの輸入はありません。

・ロシア
中国、韓国、北朝鮮とともに、ロシアも日本のしじみ輸入国ではあったのですが、三国に比べると輸入量は僅かでした。
ところが、2008年から中国からのしじみ輸入量が激減したことで、現在では、ロシアからのしじみ輸入量が最も多くなりました。
ロシアには真水と海水が入り込む汽水湖の地形があり、しじみなどの貝類が豊かに育つ綺麗な海があります。粒が大きくアミノ酸の数値が高いのも特徴です。


3.輸入しじみは悪いものではない
輸入もののしじみは味や旨みなどに関しては国内産のヤマトシジミに劣るかもしれません。
しかし、輸入もののしじみも国内産のしじみ同様に、オルニチン、タウリン、ビタミンB群、鉄分、亜鉛などが豊富に含まれています。
しじみに含まれるタンパク質にいたっては、牛肉や卵と並ぶほど良質です。
しじみは毎日摂ってこそ、その効能が効果として発揮されますので、続けることができる価格であることも重要です。
その点、輸入しじみであれば、低価格でしじみの栄養を摂ることが出来ます。
国産のしじみでも、輸入のしじみでも、それぞれの利点がありますので、どちらが良いのではなく、自分の生活の中で継続できるものを選ぶことをおすすめします。

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